散布図でデータの相関関係を可視化する

130-230 | 表示方法全般

利用イメージ

散布図は2つの数値データの関係性を知りたい時、データの傾向や外れ値を視覚的に把握したい時に活用します。

散布図

アプリ構成

商品マスタアプリ

商品単価と月間販売数が記録されたアプリ

データアプリ

散布図を設定する

  1. 散布図を配置しアプリを選択する
    散布図設定1
  2. 次のようにフィールドを設定する
    ・凡例:カテゴリ
    ・X値:商品単価
    ・Y値:月間販売数
    散布図設定2
  3. X値の「商品単価」の設定から、集計方法を「集計しない」に変更する
    散布図設定3

ワンポイント

散布図から以下のようなことを読み取ることができます。

  • 相関関係の判断
    • 右上がりの分布:正の相関(一方が増えると他方も増える)
    • 右下がりの分布:負の相関(一方が増えると他方は減る)
    • バラバラな分布:相関なし(関係性が薄い)
  • 外れ値の発見
    • 他の点から大きく離れた点は「外れ値」の可能性
  • グループ化の発見
    • 点が複数のかたまりに分かれている場合、データに隠れたグループが存在する可能性
    • 凡例を設定すると、カテゴリごとの特徴が視覚的に理解できる