500-20 | 営業管理
完成イメージ
コールセンターダッシュボード
- コールセンターの稼働状況を可視化するアプリ(アプリのカスタマイズ一覧に表示して使う)

データアプリ
コールセンターデータアプリ
- 受け付けた問い合わせとその状況を管理するアプリ

1.ナンバーで問合せ状況を可視化する

本日入電数
- ナンバーをグラフエリアにドラッグ&ドロップで配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを選択する
- レコード番号を値に配置する
- 当日のレコードだけを集計対象にしたいので、フィルタ機能を使って次のように絞り込む
・対応日 =(等しい) 2018/08/31
ワンポイント
ここでは「2018/08/31」のように日時を指定しましたが、「今日」などと指定すると、絞り込み日時を毎月絞り込み条件をメンテナンスすることなく使えます。 - 値だけを表示するために次のように設定する
・デザインタブに切り替える
・右側に表示される設定のタブを「書式」に切り替える
・比較方法を「値」に変更する - グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「本日 入電数」に変更する
デザインを変更する
背景色や文字色の変更を行います。
- リボンのメニューに表示されている設定タブから「表示」に切り替える
- 「背景色」をクリックする
- 背景色を設定する
ワンポイント
この手順で背景色を変更すると、単体のグラフではなくダッシュボード全体の背景色を変更できます。 - グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルの文字色の変更をあわせて行う
同様の手順で他の4つのナンバーの設定を行う
各グラフの詳しい設定手順は割愛し、設定値を記載します。
本日応答時間
- 値:「応答時間」を設定
- フィルタの設定条件:
対応日 =(等しい) 2018/08/31 - グラフタイトル:本日応答時間
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
入電数
- 値:「レコード番号」を設定
- グラフタイトル:入電数
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
応答数
- 値:「応答」を設定
- グラフタイトル:応答数
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
平均応答時間
- 値:「応答時間」を設定
- 値に設定した応答時間フィールドのフィールド設定を開く
- 集計方法に「平均」を選択する
- グラフタイトル:平均応答時間
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
応答率
- 次のようにフィールドを設定する
目標値:レコード番号
値:応答
※どちらも集計方法を個数にしておく - 画面右に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- その下に表示されているドロップダウンリストから「ナンバー」を選択する
- 比較方法を「値の比率」に変更する
- カラースケールの最大値を任意の値に設定する
- グラフタイトル:応答率
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
エスカレーション
- 次のようにフィールドを設定する
目標値:応答
値:エスカレーション
※どちらも集計方法を個数にしておく - 画面右に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- その下に表示されているドロップダウンリストから「ナンバー」を選択する
- カラースケールを任意に設定する
- グラフタイトル:エスカレーション
- タイトルの文字色は「本日入電数」と同じ内容に設定する
2.複合グラフで日ごとの対応状況を可視化する

- 複合グラフを配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・軸:(対応日フィールドの)日
・値:レコード番号、応答時間 - 後で見たときにどんな数字なのか見やすくするためにフィールド名を変更する
・レコード番号:入電数
・合計 応答時間:応答時間 - グラフのタイトルを「日次入電数と応答時間」に変更する
応答時間を折れ線に変更する
- デザインタブを開き、「グラフ種類の変更」をクリックする
- 応答時間を折れ線に設定し、第二軸にチェックを入れる
グラフの文字の色を白にする
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「グラフエリア」を選択する
- 文字の色を白に変更する
3.時間帯別の入電数を可視化する

- 縦棒グラフを配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・軸:(入電時間の)時
・値:レコード番号 - フィルタとソート設定で次のように設定する
応答 次のいずれかを含む 応答 - グラフのタイトルをダブルクリックして、「時間帯別入電数」と変更する
※文字色も変更しておく
グラフの文字(軸や項目)の色を白にする
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「グラフエリア」を選択する
- 文字の色を白に変更する
グラフそのものの色を変更する
- リボンのメニューの設定タブを「デザイン」に切り替える
- 「色の変更」をクリックする
- 好みの色のセットを選択する
4.問い合わせ種別ごとの応答割合を可視化する

- ドーナツの円グラフを配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:問い合わせ種
・値:レコード番号 - フィルタとソート設定で応答したレコードだけに絞り込む
- グラフのタイトルをダブルクリックして、「問い合わせ別応答件数」と変更する
凡例を非表示にする
- リボンのメニューのタブを「デザイン」に切り替える
- 「グラフ要素を追加」をクリックする
- <凡例>-<なし>の順にクリックする
ここまでの設定でこのような状態になる
データラベルを追加する
- 先ほどと同じ手順でグラフ要素を次のように追加する
<データラベル>-<外側> - 設定後はこのような画面になる
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「データラベル」を選択する
- 文字の色を白に変更する
5.担当者別の応答件数を横棒グラフで可視化する

- 積み上げ横棒グラフを配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを設定する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:問い合わせ種
・軸:担当者名
・値:応答 - フィルタとソート設定で応答したレコードだけに絞り込む
- グラフのタイトルをダブルクリックして、タイトルを「担当者別 応答件数」に変更する
凡例を下に表示する
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「凡例」を選択する
- グラフマークのロゴをクリックする
- 凡例の位置を下に設定する
軸や項目などの文字色を変更する
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「グラフエリア」を選択する
- 「A」と書かれたマークをクリックする
- 文字の色を白に設定する
6.担当者別の応答時間を可視化する

- 積み上げ横棒グラフを配置する
- データアプリに「コールセンターデータ」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:問い合わせ種
・軸:担当者名
・値:応答時間 - フィルタとソート設定で応答したレコードだけを集計対象にする
- グラフのタイトルをダブルクリックして、タイトルを「担当者別応答時間」に変更する
- 文字の色もあわせて変更する
- 右側に表示されている設定の中にあるドロップダウンリストを「グラフ エリア」に変更する
- 文字の色を白に変更して、グラフの軸や項目の色を変更する
凡例を下に表示する
- 画面右側に表示されている設定のタブを「書式」に切り替える
- 下に表示されているドロップダウンリストから「凡例」を選択する
- グラフマークのロゴをクリックする
- 凡例の位置を下に設定する
ここまでの設定でダッシュボードの作成が完了です。アプリを更新して実行画面での動作を確認してみてください。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdashboard-drill/db500-20callcenter.zip