製造管理ダッシュボードを作成する

560-10 | 製造管理

完成イメージ:製造管理ダッシュボード

このダッシュボードは2ページにわたってダッシュボードを作成しています。

1ページ目:稼働率が確認できるページ

2ページ目:ライン別に不具合の内容をリスト表示したページ

データアプリ

製造報告日報アプリ

  • ラインごとの製造報告を管理するアプリ

不良報告日報アプリ

  • 不良内容を報告するアプリ

1ページ目:稼働率が確認できるページ

1.ナンバーで可視化する

稼働率

ラインA稼働率

  1. ナンバーをグラフエリアにドラッグ&ドロップで配置する
  2. データアプリに「製造報告日報」アプリを選択する


  3. 稼働率を値に配置する


  4. 稼働率を見たいので、集計方法を合計から「平均」に変更する


  5. 「表示形式」をクリックして、パーセンテージ表示されるように設定する

  6. 値だけを表示するために次のように設定する
    ・デザインタブに切り替える
    ・右側に表示される設定のタブを「書式」に切り替える
    ・比較方法を「値」に変更する
    ・文字色や背景色を任意の色に変更する



  7. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ※当月や今日と設定するなど、運用にあった条件を設定してください
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインA


  8. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインA稼働率」に変更する
  9. 文字の色や大きさを変更する


ラインB稼働率

ラインB稼働率はラインA稼働率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA稼働率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


    貼り付け後は稼働率Aのナンバーが2つ並ぶ


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインB


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインA稼働率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


ラインC稼働率

ラインC稼働率はラインA稼働率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA稼働率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインC


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインA稼働率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


ラインD稼働率

ラインD稼働率はラインA稼働率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA稼働率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインD


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインD稼働率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


歩留まり率

ラインA歩留まり率

  1. ナンバーをグラフエリアにドラッグ&ドロップで配置する
  2. データアプリに「製造報告日報」アプリを選択する


  3. 歩留まり率を値に配置する


  4. 合計ではなく平均の比率を見たいので、集計方法を合計から「平均」に変更する


  5. 「表示形式」をクリックして、パーセンテージ表示されるように設定する

  6. 値だけを表示するために次のように設定する
    ・デザインタブに切り替える
    ・右側に表示される設定のタブを「書式」に切り替える
    ・比較方法を「値」に変更する
    ・文字色や背景色を任意の色に変更する



  7. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ※当月や今日と設定するなど、運用にあった条件を設定してください
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインA


  8. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインA歩留まり率」に変更する
  9. 文字の色や大きさを変更する


ラインB歩留まり率

ラインB歩留まり率はラインA稼働率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA歩留まり率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインB


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインA歩留まり率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


ラインC 歩留まり率

ラインC歩留まり率はラインA歩留まり率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA 歩留まり率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインC


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインC歩留まり率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


ラインD歩留まり率

ラインD歩留まり率はラインA歩留まり率ナンバーの絞り込み条件を変えたナンバーなので、複製すると少ないステップで設定できる。

  1. ラインA 歩留まり率のナンバーをコピーする
  2. 貼り付けする


  3. フィルタとソート設定で次のように設定する
    ・日付 =(等しい) 2018/10/30
    ・ライン 次のいずれかを含む ラインD


  4. グラフのタイトル部分をダブルクリックしてタイトルを「ラインD歩留まり率」に変更する
  5. 文字の色や大きさを変更する


2.稼働率の推移を折れ線グラフで可視化する

  1. 折れ線グラフをグラフエリアにドラッグ&ドロップで配置する
  2. データアプリに「製造報告日報」アプリを選択する


  3. 次のようにフィールドを設定する
    ・凡例:ライン
    ・軸:(日付フィールドの)月、日
    ・値:稼働率


  4. 稼働率は合計ではなく、平均を見るためにフィールドの設定を開き、集計方法を「平均」に変更する


  5. 「表示形式」をクリックし、「パーセンテージ」に設定する


  6. グラフタイトルを「稼働率の推移」に変更する

2ページ目:ライン別に不具合の内容をリスト表示したページ

ライン別に不具合の内容をリスト表示したピボットテーブルを作成する

  1. ピボットテーブルを配置する
  2. データアプリに「不良報告日報」アプリを選択する


  3. 次のように列にフィールドを設定する
    ・ライン
    ・不良原因
  4. 行には次のようにフィールドを設定する
    ・日付
  5. 値には件数を設定する

条件付き書式を設定する

  1. リボンのメニュー内にある「条件付き書式」を選択する


  2. 次のように条件を設定する
    ・範囲:件数
    ・ルールの種類:セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定
    ・書式スタイル:データバー
    ・塗りつぶしの色:青(好みの色を設定)

ここまでの設定でダッシュボードの作成が完了です。アプリを更新して実行画面での動作を確認してみてください。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdashboard-drill/db560-10production.zip