570-20 | 工数管理
完成イメージ1:作業報告アプリ(レコードの詳細画面に工数状況が分かるグラフを表示)
完成イメージ2:作業報告アプリ(krewSheetのサブウィンドウ内に工数状況が分かるグラフを表示)
データアプリ(krewDashboardを表示するアプリと同じアプリ)
作業報告アプリ
- 各担当者が1か月分の中でどの業務にどれくらいあたったのかを報告するアプリ
テーブルに1か月の稼働工数を入力するレイアウトになっています。
完成イメージ1:レコードの詳細画面に工数状況が分かるグラフを表示
1.krewDashboardを表示するための下準備を行う
- krewDashboardを表示したいアプリのフォーム設定タブを開く
- krewDashboardを表示したい場所に「スペース」フィールドを配置する
- スペースの要素IDを設定する(あとでkrewDashboardの設定を行う時にここで設定したID名を使います)
2.krewDashboardの設定を行う
- krewDashboardのプラグインを作業報告アプリに追加する
- 「表示エリアを選択」をクリックして、「レコード詳細」内に表示されている「work_situation」を選択する
※ここで表示されるのは、先ほどフォーム作成画面で作成したスペースの要素IDです
この先は、詳細画面に表示するダッシュボードの設定(アプリの作成)を行います。
縦棒グラフで担当者が各プロジェクトにどれくらい従事したか可視化して推移を見る
- 積み上げ縦棒グラフを追加する
- データアプリに「作業報告」アプリを設定する
- 各項目にフィールドを設定する
・凡例:プロジェクト名、作業区分
・軸(作業月の)年、月
・値:作業時間 - グラフのタイトルをダブルクリックする
- タイトルを「作業時間」に変更する
円グラフで担当者が各プロジェクトにどれくらい従事したか割合を見る
- 円グラフのドーナツタイプを追加する
- データアプリに「作業報告」アプリを設定する
- 各項目にフィールドを設定する
・凡例:作業区分
・値:作業時間 - グラフのフィルタ設定で次のように設定する
作業月 =(フィールドの値に等しい) 作業月 当月 すべて
※条件は「表示しているレコードのフィールドの値を条件に指定」から選択する - グラフのタイトルをダブルクリックする
- タイトルを「当月作業割合」に変更する
表示中のレコードの担当者の情報だけが可視化対象になるよう絞り込む
- ホームタブに切り替える
- リボンのメニューの「全体検索」をクリックする
- 次のように設定する
・検索条件を設定するアプリ:作業報告
・検索条件:担当者名 =(フィールドの値に等しい) 担当者
ここまで設定を行ってアプリを更新すれば、詳細画面にダッシュボードが表示されます。
完成イメージ2:krewSheetのサブウィンドウ内に工数状況が分かるグラフを表示
krewSheetのサブウィンドウ内にダッシュボードを表示する際、krewSheetの設定とkrewDashboardの設定を行き来するようになります。大まかな手順がこちらです。
- krewSheet用の一覧(カスタマイズ一覧)を作成する
- アプリにkrewSheetとkrewDashboardのプラグインを追加する
- krewSheetの設定を行う
- krewDashboardの設定を行う
1.krewSheetを表示するためのカスタマイズ一覧を作成する
- 一覧の作成でカスタマイズ一覧を作成する
2.作業報告アプリにkrewSheet、krewDashboardのプラグインを追加する
- krewSheetとkrewDashboardのプラグインを作業報告アプリに追加する
3.krewSheetの設定を行う
- krewSheetのプラグイン設定画面を開く
- krewSheetのビューに表示する項目を設定する
※任意の項目を設定して問題ありません
krewDashboardを表示するためのサブウィンドウの設定を行う
krewSheet上でkrewDashboardを表示するのはサブウィンドウという機能内です。サブウィンドウでkrewDashboardを表示できるよう設定を行います。
- リボンのメニューのタブを「ビュー」に切り替える
- 「サブウィンドウを表示」にチェックした状態で「サブウィンドウ」をクリックする
- 次のように設定する
・タイトル:プロジェクトダッシュボード ※任意の名前
・種類:krewDashboardを表示
※krewDashboardにプラグインが追加されていないアプリでは表示されません
※IDは自動で生成されるため特に設定は行いません(編集できない) - プラグインの設定を保存し、プラグイン設定の画面に戻る
4.krewDashboardの設定を行う
- krewDashboardの設定画面を開く
- ホームタブ内の「表示エリアを選択」をクリックする
- krewSheetサブウィンドウの中にある「工数管理_プロジェクトダッシュボード」を選択する
※上記で表示された「工数管理_プロジェクトダッシュボード」という名前はkrewSheetのサブウィンドウ設定時につけた名前「アプリ名_サブウィンドウで設定した名前」が表示されています↓
ナンバーで選択中のレコード(プロジェクト)の作業時間合計を表示する
- ナンバーを追加する
- データアプリに「作業報告」アプリを設定する
- 値項目に作業時間フィールドを設定する
- 右側に表示されている設定タブを書式に切り替える
- ドロップダウンリストから「ナンバー」を選択し、Aというアイコンをクリックする
- 比較方法に「値」を選択する
- グラフマークのアイコンをクリックして設定を切り替える
- 書式をクリックして次のように設定する
[h].mm "h"
- グラフのタイトルをダブルクリックする
- タイトルを「作業時間合計」に変更する
円グラフで該当プロジェクトでどの作業にどのくらいの工数をかけているか可視化する
- 円グラフを追加する
- データアプリに「作業報告」アプリを設定する
- 各項目にフィールドを設定する
・凡例:作業区分
・値:作業時間 - グラフのタイトルをダブルクリックする
- タイトルを「工数(作業区分)」に変更する
縦棒グラフで担当者が各プロジェクトにどれくらい従事したか可視化して推移を見る
- 積み上げ縦棒グラフを追加する
- データアプリに「作業報告」アプリを設定する
- 各項目にフィールドを設定する
・凡例:作業区分
・軸:担当者名
・値:作業時間 - グラフのタイトルをダブルクリックする
- タイトルを「工数(担当者)」に変更する
選択中のレコード(プロジェクト)の情報だけが可視化対象になるよう絞り込む
- ホームタブに切り替える
- リボンのメニューの「全体検索」をクリックする
- 次のように設定する
・検索条件を設定するアプリ:作業報告
・検索条件:プロジェクト名 =(フィールドの値に等しい) プロジェクト名
ワンポイント
- レコード更新後、更新内容をkrewDashboardに反映させるためには ①ブラウザのリフレッシュ ②krewDashboardのコマンドバーで「再読み込み」をクリックするのいずれかの対応が必要です。コマンドバーを表示するためには、全般設定で下記のように設定します。
設定すると、コマンドバーが表示され、「再読み込み」をクリックして変更内容をkrewDashboardに反映できます。
ここまで設定を行ってアプリを更新すれば、krewSheet上でダッシュボードを表示することができます。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdashboard-drill/db570-20project-management.zip