500-10 | 営業管理
完成イメージ:案件管理ダッシュボード
このダッシュボードは2ページにわたってダッシュボードを作成しています。
1ページ目:案件状況が確認できるページ
- 案件全体の状況が確認できるページ
2ページ目:担当者別の実績を可視化したページ
- 担当者別の状況を可視化したページ
データアプリ
案件状況
- 案件情報を管理するアプリ
活動履歴
- 案件の活動履歴を登録するアプリ
1ページ目:案件状況が確認できるページ
1.ナンバーで案件数を可視化する
案件数を表示するナンバーを作成する
- ナンバーを配置し、データ元アプリに「案件情報」アプリを選択する
- 値に「レコード番号」フィールドを配置する
- グラフをクリックしてタブを「デザインタブ」に切り替える
- 右側にある設定タブを「書式」に切り替え、ドロップダウンのリストから「ナンバー」を選択する
- 比較方法で「値」を選択する
グラフのタイトルと文字の色を変更する
- グラフのタイトルをダブルクリックする
- 右側にグラフタイトル変更用の設定画面が表示されるので、タイトルを「案件数」に変更する
- そのままの状態で「500」というグラフの数字をクリックする
- 右側に表示されている設定の内容が「ナンバー」に切り替わる
- 文字の色が変更されるように任意の色を設定する
アクティブな案件数を表示するナンバーを作成する
- 最初に作成した案件数のナンバーで右クリックし、「コピー」を選択する
- 再度右クリックして「貼り付け」を選択する
- ここではアクティブな案件を「2019年9月1日以降」のレコードとしたいので、フィルタで最終コンタクト日が2019年9月1日以降のレコードに絞り込む
※必要に応じてフィールドの値でアクティブを判定してみてください - グラフタイトルを「アクティブな案件数」に変更する
- 文字の色を緑に変更する
2.じょうごで案件フェーズごとの案件数を可視化する
じょうごを使って、フェーズごとにどのくらいの案件数があるのか可視化します。
- じょうごをドラッグ&ドロップで配置し、データ元アプリに「案件情報」アプリを選択する
- 凡例に「フェーズ」を、値に「レコード番号」フィールドを配置する
- レコード番号は件数をカウントするために使用していることが分かるようにフィールドの名前を「件数」に変更しておく
- グラフのタイトルを「フェーズ別案件金額」に変更する
3.面グラフで成立商談の金額推移を可視化する
- 積み上げ面グラフをドラッグ&ドロップで配置し、データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:ランク
・軸:(確定日フィールドの)「年」「月」
・値:小計 - グラフが対象とするデータを次のように絞り込む
フェーズ 次のいずれかを含む 商談成立 - グラフのタイトルを「成立済み商談の金額推移」に変更する
ランク順にグラフを表示する
グラフを表示する際にランクが上のものから順番に表示できるよう設定を行います。
- 面グラフを選択した状態でデザインタブを開き、「ユーザー設定リスト」をクリックする
- 設定リストを次のように設定して保存する
フィールド:フェーズ
リストの内容:
S
A
B
C
新規 - グラフのフィルタとソート設定を開く
- ソート設定に次のように設定を追加する
ランク ユーザー設定リスト S,AB,C,新規 というリストを選ぶ
設定後には、ランクがユーザー設定リストで指定した通りの順番になる
4.フェーズ別の金額を横棒グラフで可視化する
横棒グラフでフェーズ別の金額状況を可視化します。
- 横棒グラフをドラッグ&ドロップで配置し、データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
軸:フェーズ
値:小計 - グラフのタイトルを「フェーズ別金額」に変更する
凡例を非表示にする
- グラフを選択した状態でデザインタブを開く
- 「グラフ要素を追加」をクリックする
- <凡例>-<なし>の順に選択する
凡例が非表示になった
5.円グラフでランク別の状況を可視化する
円グラフでランクごとの案件数と金額を可視化します。
ランク別案件数
- 円グラフの種類の中から「ドーナツ」を選択して配置する
- データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
凡例:ランク
値:レコード番号 - ソート設定でランク順に値が並ぶよう設定する
- グラフのタイトルを「ランク別案件数」に変更する
ランク別金額
- 円グラフの種類の中から「ドーナツ」を選択して配置する
- データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
凡例:ランク
値:小計 - ソート設定でランク順に値が並ぶよう設定する
- グラフのタイトルを「ランク別案件数」に変更する
ここまでの設定で1ページ目の設定が完了し、このような画面が作成できる
2ページ目:担当者別の実績を可視化したページ
担当者別の状況を可視化したページを作成します。
1.担当者別の案件対応金額を可視化する
縦棒グラフで担当者別の金額を可視化します。また、目標値を赤いラインで表示します。
- 積み上げ縦棒グラフを配置する
- データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:ランク
・軸:案件担当者
・値:小計 - 案件担当者を任意の順で並び替えるために、「ユーザー設定リスト」をクリックして設定を行う
- 次のように並び替えたい担当者順にリストを作成する
- フィルタとソート設定を開き、先ほど作成した設定リストを使って案件担当者をソートする
- あわせてランク順でもソートできるよう設定を行う
- グラフタイトルを「担当者別金額」に変更する
目標線を作成する
- デザインタブを開く
- 「グラフ要素を追加」をクリックし、<基準線>-<定数>の順にクリックする
- 画面右側に基準専用の設定欄が表示される
- 線の色を任意の色に設定する
- グラフマークをクリックして設定を切り替える
- 次のように設定する
・名前:目標
・値:200000000
・書式:桁区切りに設定 - 「A」のマークをクリックして設定を切り替える
- 文字色を設定する
- ラベルは次のように設定する
・ラベルの内容:テキストと値
・テキスト:目標値:
条件付き書式を設定する
ランクによってグラフの構成色が変わるよう条件付き書式を設定する
- デザインタブに切り替え、「条件付き書式」をクリックする
- ランク「新規」について次のように設定する
・フィールド:ランク
・ルールの種類:指定の値を含む要素だけを書式設定
・ルールの内容:特定の文字列 次の値を含む 新規
・塗りつぶしの色:任意の色を設定 - その他のランクについても同様に設定を行う
2.横棒グラフで担当者別の活動内容を可視化する
- 積み上げ横棒グラフを配置する
- データアプリに「活動履歴」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:製品名
・軸:担当者名
・値:レコード番号 - グラフタイトルを「担当者別活動内容」に変更する
- フィルタとソート設定で担当者順に順番を並び替える。この時、これまでのステップで作成した担当者用の設定リストを使用する
条件付き書式を設定して製品ごとに異なる色で表示する
- 条件付き書式設定を開く
- 次のようにルールを追加する
・フィールド:製品名
・ルールの種類:指定の値を含む要素だけを書式設定
・ルールの内容:特定の文字列 次の値を含む Office
・塗りつぶしの色:任意の色を設定する - その他の製品についても同様に条件付き書式を設定する
3.担当者別の活動推移を折れ線グラフで可視化する
- 折れ線グラフを配置する
- データアプリに「活動履歴」アプリを選択する
- 次のようにフィールドを設定する
・凡例:担当者名
・軸:(対応日時の)年、月
・値:レコード番号 - フィルタとソート設定で担当者を任意の順に並び替える。ここでは先ほど作成したユーザー設定リストを使って並び替える
担当者ごとに異なる色でグラフを表示する
- 条件付き書式の設定を開く
- 次のように設定する
・フィールド:担当者名
・ルールの種類:指定の値を含む要素だけを書式設定
・ルールの内容:特定の文字列 次の値を含む 小野 樹里
・塗りつぶしの色:任意の色を設定する - その他の人も同様の手順で条件付き書式を設定する
4.スライサーを設定する
スライサーを設定して、ダッシュボードの実行にグラフの絞り込みが行えるようにする
案件ランクごとのスライサー
- スライサーを配置する
- データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- ランクフィールドを選択する
案件担当部署ごとのスライサー
- スライサーを配置する
- データアプリに「案件情報」アプリを選択する
- 案件担当部署フィールドを選択する
製品名ごとのスライサー
- スライサーを配置する
- データアプリに「活動履歴」アプリを選択する
- 製品名フィールドを選択する
ここまでの設定でダッシュボードの作成が完了です。アプリを更新して実行画面での動作を確認してみてください。
サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdashboard-drill/db500-10sales-information.zip